多すぎず少なすぎず②
前回はこちら↓
前回の記事では、
三大欲求である 性欲、睡眠欲、食欲にスポットを当てて
「性欲に関する知識が多くの人に欠けている」と書いた。
今回は前回記事を掘り下げて
適切な睡眠や適切な食事とは何かについて書きたいと思う
適切な睡眠と食事とは
多くの人には
「寝る時間の少ないストイックな人カッコイイ」
や
「食事を制限してるストイックな人カッコいい」
という気持ちが少なからず存在すると思う。
特に若年層では、その傾向が顕著であり
「俺寝てないんだわー」みたいなミサワ君や
「キャー、あの細い子カワイイ」みたいなガイコツ願望が根強くある。
明らかに健康に悪いし、長生きができそうもない対象に対して、
「スゴイなー」「自分とはレベルが違う」と思ってしまうわけだ。
また少し話がずれるが「タバコ吸ってる人カッコいい」
も若年層によく見られる傾向と言われている。
明らかに不利を抱えている個体に対して魅力を感じること
この現象は生物学や進化理論で「ハンディキャップ原理」と呼ばれている
アフリカのガゼルはライオンが迫ってくるのに、至近距離までぐずぐずしている。さっさと逃げればいいのに、跳びはねて挑発じみた動作までする。
(中略)
ライオンの前で蛮勇を示す習性とか、捕食動物に見つかりやすい派手な装いは、生存に不利なハンディキャップだ。しかし、生き延びてそこにいるということは、ハンディを上回る優れた何かをもっている証拠である。
つまり、ハンディが大きければ大きいほど優秀なのだ。それをメスも理解して、ハンディの大きいオスを伴りょに選択する。性淘汰がおこなわれ種が進化していく。
つまり、生物は「ハンディを持つ個体」に対して特別なものを感じるようにプログラミングされているわけだ。
「眠さに耐えたり、食欲に抗ったり」して他の特長を伸ばそうとする個体
そんな個体に対して、私たちは自然とプラスの感情を感じてしまうわけだ。
睡眠→我慢
食欲→我慢
性欲→我慢
異性を獲得する、すなわち「モテる」ためには制欲の我慢は適切であると考えられる。
だからこそ、オナ禁は「モテ」に効果的であるのだ
(もちろんであるが、ただ睡眠を我慢するだけ、ただ食欲を我慢するだけではモテ効果が薄いように、性欲を我慢するだけではモテ効果は薄い)
③に続く